<アンケート調査の結果・3>
A1:最新情報を提供することができる.
A2:個人の興味・能力・進度に合わせて学習できる.
A3:高品質な画像・映像・音声を資料として使うことができ効果的である.
A4:教科書にない情報を見ることができ,より深い学習が可能となる.
A5:その他
図7:コンピュータ利用の利点
図7が示すように,コンピュータの利点は,「教科書にない情報を見ることができ,より深い学習が可能となる」が最も多く,複数回答可で約7割の教員が利点として挙げていた.これは,インターネットでの幅広い情報収集ができるという機能にもかかわっていると考えられる.家庭科教育においても,調べ学習の際に広範囲な情報を提供することで,地域の比較などに深まりを与えることができる.
また,小学校では,「個人の興味・能力・進度に合わせて学習できる」も利点として多く取り上げられていた.その他の意見の中には,「他校・学校外との交流ができる」「インターネットなどで様々な情報に接することで,情報の接し方の学習・経験になる」などの意見がいくつか見られた.
A1:操作能力の個人差による対応が難しい.
A2:授業の目的に対して一律の知識理解が徹底できない.
A3:教室が騒がしくなる.
A4:授業内容よりコンピュータを操作することに集中してしまう.
A5:到達目標に対して達成度の評価が難しい.
A6:個人の活動から一斉授業へ移行しづらい.
A7:情報モラル・エチケットが徹底できない.
A8:有害な情報が多い.
A9:操作に時間がかかり効率が悪い.
A10:その他
図8:コンピュータ利用の問題点
図8のコンピュータ利用の問題点については,「操作能力の個人差による対応が難しい」「授業内容よりコンピュータを操作することに集中してしまう」「操作に時間がかかり効率が悪い」が特に挙げられ,操作についての問題が多いことがわかった.上記の質問において,「個人の興味・能力・進度に合わせて学習できる」が利点として挙げられていたことから,コンピュータの使い方によって,効果が変わってくることが考えられ,使い方を十分検討することが望まれる.
また,「情報モラル・ネチケットが徹底できない」「有害な情報が多い」については,中学校の方が問題点として多く挙げられているが,これは中学校の方が小学校より,インターネットをある程度自由に使える環境にあることが関係していると考えられる.
その他においては,「故障・トラブルにより授業が進まない」「コンピュータの台数が足りない」などの環境についての意見が多くみられた.
はじめに・目次 アンケート調査の結果・1 アンケート調査の結果・2 アンケート調査の結果・4