中学校家庭科教材「衣服の素材」8
 
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保温性について
保温性の実験

保温性について

温度を保つ性質を保温性といいます。

空気は熱を伝えにくい物質です。

動かない静止した空気をたくさん含む布は保温性が大きいのです。

冬服に使われる布は、厚地で、空気がたくさん含まれています。
毛皮(毛皮は布ではありませんが)はたくさん空気が含まれていて、保温性が抜群です。ダウンジャケットも布と布の間にダウン(水鳥の羽毛)をつめたもので、空気を多く含みます。

ダウンベストの写真
ダウンベスト
寒いときは、静止した空気を上手に着ましょう。
外側に着る服は通気性が小さく、冷たい空気を通さず、暖かい空気をのがさないものがいいね。

保温に空気を利用する以外に、人体の熱を反射したり、太陽のエネルギーを吸収するハイテク素材もあります。

保温性の解説の図

保温性の実験 ・・・いろいろな布の保温性の違いをみてみよう。
準備するもの
  • 三角フラスコ
  • 温度計
  • 真ん中に穴をあけたゴム栓(なければ厚紙で作ってもよい)
  • 熱湯
  • 発泡スチロール板
  • 厚さの違う布を三角フラスコの形にしたもの各種(図のようにはり合わせて作る)
方法
  • 断熱材(発泡スチロール板)の上においた三角フラスコに熱湯を入れ、いろいろな厚さの布をかぶせる。
    三角フラスコを人体と考えて、それに服を着せるというわけです。
    三角フラスコがなければ、牛乳ビンやジュースのビンを使ってね。
  • 参考に、布をかぶせないものもつくる。(裸の三角フラスコ)
  • 栓に温度計をさし込み、三角フラスコにいれる。
  • 0分、1分、2分、5分、10分、30分後の温度を測定する。
保温性の実験用具の図
保温性の実験方法の図
結果
いろいろな服を着た三角フラスコの湯の温度低下はどうでしたか?
どんな布が温度低下が大きかったでしょうか。温度低下のグラフを描いてみましょう。
写真の実験では、綿ブロード、ポリエステル平織布、アクリルニット、羊毛ニットを用いました。その結果は、布の厚い羊毛ニットがもっとも温度低下が少なく、保温性がありました。
保温性の実験の様子、写真
保温性の実験結果、グラフ
温度低下のグラフ
室温26℃、湿度35%、最初の湯の温度80℃
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