Static: Today:9 Yesterday:5 Total:13955 (Since 3.27, 2007)
染人里山庵
project_banner.jpg

私の念願のひとつに、古い民家のかたちと文化を後世に残したいという思いがあります。もちろん、そのような環境で子育てをしたいという家族としての希望もありますが、私が主宰する研究会「繊維が結ぶ里山文化」や「里山文化の会」の活動拠点としても利用しています。
500坪という里山環境にひっそりとたたずむ大正2年築の農家の母屋を再生。今回設計施工をお願いしたいのは久喜市の和田工芸。和田さんとは数年前にJMRAのページをみて、古民家再生についてお伺いしたのが最初の出会いでした。開かれた再生事業にしたいという私の希望で本プロジェクトを立ち上げました。これまでの経緯は下記の再生日記をご覧ください。今後もワークショップやイベントを開催していきますので,ご興味のございます方はご一報いただけましたら幸いです。

民家保育園構想にご協力ください!

現在,高根沢町の陽だまり保育園の移転計画が進行しています。そこで,築250年の古民家を移築して子育ち環境を創造しようと移転準備委員会が発足しました。そこでの実行委員長を務めております。皆様のご支援をお待ちしております。詳しいことは下記のURLをご覧ください。
http://www.hidamarihoikuen.org/minka/

再生日記

栃木県塩谷郡高根沢町大字桑窪(元気あっぷ村の近隣です)

now_out.jpg
now_in.jpg

[heart] 民家再生フォトギャラリーNo.1はこちら(出会いから解体WSまで)
[heart] 民家再生フォトギャラリーNo.2はこちら(茅下ろしWS〜茅葺き前)
[heart] 民家再生フォトギャラリーNo.3はこちら(茅葺きの軌跡)
[heart] 民家再生フォトギャラリーNo.4はこちら(木工事)
[heart] 民家再生フォトギャラリーNo.5はこちら(左官工事)
[heart] 民家生活フォトギャラリーNo.1「春夏編'08」(4月から新生活が始まりました)
[heart] 民家生活フォトギャラリーNo.2「秋冬編'08」(いよいよ試練の季節です)
[heart] 民家生活フォトギャラリーNo.3「春夏編'09」

after.jpg


古民家再生を通して感じたことを綴りました。私が活動しているNDPC(天然染料顔料会議)の07年度会報に寄稿したものです。著作権は放棄しておりませんので、無断での転載・改変等は固くお断り申し上げます。
こちらをクリックしてください。→ filereport07.pdf

染人里山庵プライベートブログはこちら(ココログ)からご覧ください。

緊急告知!「こんな理不尽なことが許されるのか?」

このHPをご覧いただいている方は、おそらく日本の伝統建築に多かれ少なかれ「魅了」されておられると思います。そして、願わくば伝統工法を含めた素晴らしい木の文化を後世に伝えたいと考えてくださっていると存じます。
しかし、庶民の夢でもあるマイホームを逆手にとった事件を受け、国交省は平成19年6月20日に「改正建築基準法」を施行しました。詳しくは和田工芸社長のブログをご覧いただくとして、法律によって伝統工法で立てられた家を既存不適格住宅としてしまい、スケールの大きさに関係なく増築改築の際には、大手メーカーが主流となって行っている工法で補強しなければならないのだそうです。集積材と細い部材を金具でとめるアレです・・・さらに、4号建築物(簡単にいうと庶民が立てるような規模の住宅)の特例が解除されると、構造計算書を添付しなかればならいようです。古材や梁構造で耐力を維持している古民家は、もちろん現代住宅と同様に計算できる代物ではないはずです。さらに、古材や無垢の柱などの強度はばらつきも大きく、非破壊検査を実施するには莫大な費用がかかってしまいます。結局耐力があることを証明できず、余計なところに費用がかかってしまい、伝統工法で古民家を再生することを諦めざるをえないという理屈になります。さらに、さらに、瑕疵保証担保責任により、新規に建築するには二千万円の供託金を積まないと請負うことができないというのです。数十年したら使い捨てになる家を建てること自体に問題があるにもかかわらず、本当に素晴らしい仕事をしている者を排除する。何と理不尽なことでしょうか。
大手建築土木メーカーが貪る利益により、この国の木の文化が育んできた循環的な伝統や工法が廃れてきたというのに、さらに大きな力を得ようとする業界支援をする国会議員と霞ヶ関。地域のためとか、分権とか、真に頑張る人を応援するとか、郷土を愛する心を養うとか・・・これらは全て虚構なのでしょうか。食育についてもそうです。伝統文化を守り、豊かな人間を育成するとしながらも、地域の農業や伝統、文化を守ろうというアクションはどこにもありません。伝統や文化といった民族が長きに渡って醸成し、継承してきたものを否定するような国は、存在価値そのものがないといってもいいでしょう。次世代に日本を継承したいなら、本当に目を覚ましていただきたい。道路特定財源でいかにも「国民のため」のような論戦で大変でしょうが、自分たちが国会で承認してきたことが、本当によかったのかどうかチェックしてもらいたい。この国の最も悪いところは、「後戻り」ができないと従来の主張を繰り返すことではないでしょうか。「自立と共生」とおっしゃるなら、国民にもっと選択肢を持たせるべきでしょう。自分たちが作ってきたチェック機能の不備を棚に上げて、押しつけの法改正ほど国民をバカにした論理が他にあろうか・・・

Workshop Information

  • 解体ワークショップ(3月29-4月1日) 無事終了しました。fileWS1.pdf (CM用ビラ)
  • 茅下しワークショップ(4月28-29日) 無事終了しました。 fileWS2.pdf (CM用ビラ)
  • 茅葺きワークショップ(6月30日-7月1日) 無事終了しました。 fileWS3.pdf (CM用ビラ)
    • 6月19日より茅葺き工事が始まり、7月27日に刈り込みが終わりました。約1ヶ月間素晴らしい日本の伝統技を堪能させていただきました。職人の皆様本当にお疲れさまでした。
  • ぐしあげ祭(7月28日) 終了しました。
    • ぐし(棟)が完成した直後に行うお祭。ぐし餅をついて完成をお祝いしました。多くの方から心温まるお祝いを頂戴し、また当日炊き出しを手伝ってくださり心より御礼申し上げます。
  • 土練ワークショップ(9月22日) 無事終了しました。 fileWS4.pdf (CM用ビラ)
  • 壁塗りワークショップ(11月24-25日) 無事終了しました fileWS5.pdf (CM用ビラ)
    • 土練りと今回の荒壁塗りWSでは、土壁の奥の深さと左官仕事の伝統的な素晴らしさに感動しました。これも白石さんとの出会いがあったからだと感謝しています。参加いただいた方は数日は筋肉痛に悩まされることでしょう。汚れた柱の養生と後片付けが大変です・・・
  • 柱磨きワークショップ
    • WSを開催する時間的余裕がございませんので、こちらのWSは中止にさせていただきました。
    • 12月23日および26-27日に壁塗り後の養生を兼ねて柱磨きを行います。ワークショップではありませんが、クリスマス連休だけどやることないという人は遊びに来てください。
  • 土間づくりワークショップ(未定)
  • 石積みワークショップ(未定)

問合せ・申込先

宇都宮大学教育学部衣生活環境学研究室
佐々木和也(准教授)
sasakika@cc.utsunomiya-u.ac.jp
TEL&FAX: 028-649-5369(Office)

Your Comment and Recommend

  • 皆様からのご意見やご感想をお寄せください。また、民家再生に取り組まれたことのある方々からのアドバイスなども歓迎いたします。 -- 佐々木和也? 2007-02-21 (水) 09:49:18
  • 二十四節気の啓蟄の季節になり、日毎に春を身近に感じられるようになりました。民家ワークショップですが、28日に神事を兼ねてイベントを開いて、29日から解体を始める予定となりました。詳細につきましては今しばらくお待ちください。 -- 佐々木和也? 2007-03-06 (火) 12:34:14
  • 本日無事に土地の売買が終了し、いよいよ本格的始動です。 -- 佐々木和也? 2007-03-08 (木) 19:48:40
  • 3月29日から解体を始めます。参加いただける方は27日までに佐々木までご連絡ください。多くの皆様と交流できることを期待し、心よりお待ちしております。 -- 佐々木和也? 2007-03-10 (土) 13:20:41
  • 週末からWikiの不具合で内容が読めない状態でした。ご迷惑おかけしました。 -- 佐々木和也? 2007-03-12 (月) 15:00:13
  • 神奈川県在住の方から問合せがあり、この春から高根沢町に引っ越されるそうで、今後のWSに参加したとのことでした。そこで、高根沢町で古民家をお探しのようです。何か情報がございましたらご連絡ください。 -- 佐々木和也? 2007-03-13 (火) 21:51:13
  • 来週は大学を1週間休んで準備にとりかかります。参加のご連絡は自宅あるいはメールにてお願い致します。ご参加をお待ちしています。 -- 佐々木和也? 2007-03-23 (金) 15:26:37
  • 宅神祭を滞りなく終了することができました。天気にも恵まれ,家族と和田工芸さん,岡田さん,磯さんの参列を得て工事の安全を祈願いたしました。明日からいよいよ解体ワークショップです。参加いただける方はよろしくお願いいたします。 -- 佐々木和也? 2007-03-28 (水) 23:44:37
  • ワークショップ第1弾「解体」が昨日無事終了しました。延べ13名の方にお手伝いいただき、楽しい時間を過ごすことができました。新たな仕事もできそうな関係も築けて嬉しく思っています。次回は金策が無事進めば、茅葺を復活させますので茅下ろしのWSとなります。 -- 佐々木和也? 2007-04-02 (月) 10:36:20
  • 今日現地で茅葺き屋根保存協会の吉村社長と水野さん、和田工芸さんとお会いして茅葺き屋根の再生に向けて始動することを決めました。まずは茅下ろしからです。皆様のご協力をお待ちしております。裏山のタケノコを味わいながら交流できればと考えております。 -- 佐々木和也? 2007-04-18 (水) 19:34:19
  • 茅下ろしWSに参加くださった皆様、全身煤だらけになりながらの作業お疲れ様でした。茅がなくなった古民家の姿をみていると、あらためて生まれ変わるんだと感慨深くなりました。次回は5月下旬から6月上旬あたりに茅葺きWSを開催します。これは本当に楽しみです。多くの皆様の参加をお待ちしております。 -- 佐々木和也? 2007-05-02 (水) 06:28:33
  • 樺島さんのブログにこの再生プロジェクトを紹介していただきました。ありがとうございました。 -- 佐々木和也? 2007-05-20 (日) 01:34:59
  • ベタ基礎周辺に盛土をする予定ですが、東西の落差が大きいため西側に石積みをする予定です。そこで、川石等をご提供いただける方はご連絡ください。 -- 佐々木和也? 2007-06-03 (日) 22:43:20
  • はじめまして。楽しく拝見させていただきました。私もJMRAの会員ですが、縁あって福島県南会津で曲屋の改修工事を行いました。トタン屋根を茅屋根に戻されるとのこと、素晴らしいですね。機会があれば是非伺いたいと思います。改修工事の様子をつづった私のブログです。http://blogs.yahoo.co.jp/yamamomiji_610宜しければごらんください。たくさんの方々と楽しんでの再生工事、そのこと自体がステキですね。私も工事はひと段落しましたが、工事前、工事中の興奮した毎日が忘れられません。素敵な里山になりますね!今後も拝見させてください。それでは! -- とんぼ? 2007-06-15 (金) 14:31:02
  • ぐしあげ祭に参加いただきました皆様本当にありがとうございました。準備に時間がなく行き当たりばったりでしたが、皆様のご協力で心温まる祭になったと思っております。職人の皆様本当にお疲れ様でした。今後の大工仕事の安全を祈念しまして、お礼に代えさせていただきます。 -- 佐々木和也? 2007-07-31 (火) 00:27:27
  • GEIC(地球環境パートナーシッププラザ;国連大学1階)にて、天然染料顔料会議の資料展示が行われています。そこで、本プロジェクトの取り組みも紹介しています。渋谷方面に行かれる予定がありましたら、天然染色の美しさと共にご鑑賞ください。 -- 佐々木和也? 2007-09-01 (土) 17:52:23
  • 最近迷惑書き込みが多いので,一時コメント機能を停止致します。 -- 佐々木和也? 2008-08-19 (火) 11:32:24

トップ   編集 凍結 差分 BACKUP 添付 複製 名前変更 リロード   新規 一覧 単語検索 最終更新   ヘルプ   最終更新のRSS
Last-modified: 2010-02-17 (水) 17:46:58 (163d)